プログラミングを独学で習得したいけど
- そもそも無理じゃないの?
- 独学のコツとかあるの?
- やるなら最短ルートで習得したいよ
こういった疑問にお答えしていきます。
さきに結論をお伝えすると「プログラミング独学は無理じゃないが、なかなか難しい」というのが本音のところです。ただ成功するコツもあります。
ちなみには私は、プログラミングを未経験から独学で身につけ、制作会社に入社し5年目になります。私の経験を元に書いているので、信頼性のある記事になっているかと思います。
「プログラミングの独学は無理だよな…」そう思っている方の参考になれば幸いです。
それでは、さっそく解説していきます!
プログラミング独学は無理じゃないが難しい理由
プログラミングの独学は無理じゃないが難しい理由は次の6つです。
- とにかく挫折しやすい
- とにかく時間がかかる
- 勉強ばかりして満足してしまう
- モチベーションが続かない
- 覚える言語の連鎖に思考が停止する
- 分からないところを聞ける相手がいない
それぞれ簡潔に説明していきます。
とにかく挫折しやすい
約90%の人がプログラミング学習で挫折すると言われています。恐ろしい数字です…。
挫折する理由は様々で「作っても動かない」「エラーが解決できない」「環境が構築できない」など多くのトラップが初心者に襲いかかってきます。
しかしながら、「90%の人は挫折するが、10%の人は習得している」のも事実。適切な学習方法や環境を知らず闇雲に学習しても、挫折率が非常に高くなります。
とにかく時間がかかる
プログラミングの独学は準備も含め、とにかく時間が掛かるので無理ゲーだと諦めてしまう。
具体的には
- 教材選びに時間がかかる
- プログラミングのコードを書く環境を整える
- プログラムで分からない箇所を調べるのに1〜2時間は当たり前
教材選びや、環境構築に時間を持っていかれます。迷いだすと教材選びで数日迷うこともあります。難しい言語を選ぶと、初期の環境構築が難しいので、戦わずして負ける…。これもあるあるです。
独学は、とにかく能動的に情報を集め続けないといけないので、コードを書く以外にも多くの時間を持っていかれます。
この辺は、プログラミングスクールでかなり時短できるところなので、スタートダッシュしたいならスクールは間違った選択じゃないでしょう。
勉強ばかりして満足してしまう
これは英語の勉強と似ています。
- やたらと単語の勉強ばかりする
- 必死で文法の暗記に時間を費やす
- でも英語がしゃべれない
英語を習得して、実際に英語でコミュニケーションをとるのが本質なんですが、そこを見失いがち…。
プログラミングも言語です。
言語を通じて「何かを生み出す」事が本質なんですが、教材ばかりやって満足してしまうケースに陥り易いです。
ひと通りインプットしたら実践あるのみ!無理やりにでも「作りたいモノ」を見つけて、コードを書きトライアンドエラーを繰り返す事が、もっとも成長に繋がります。
モチベーションが続かない
ダイエットや筋トレと同じく「初動のやる気」だけではプログラミングの独学も続かないです。
転職時期や、作りたいモノのビジョンが見えているとモチベーションを持続できます。
この辺もスクールを利用すると、カリキュラムや習得状況を管理してもらえるので、三日坊主になりずらいですよ。
講師やメンターの方が、辛い時に励ましてくれたり、課題を乗り越えた時に褒めてくれるので、めちゃくちゃモチベーションになります。
逆に周りにプログラミングやっている友人がいないと、独学の継続難易度がグッと上がります。
覚える言語の連鎖に思考が停止する
プログラミング言語はひとつ学習を始めると、それに付随する言語も覚える必要が出てきます。
例えばWEB系言語の場合
- HTMLとCSSで見た目を作れるようになる
- 少しアニメーションを加えるのにjQueryを覚える
- WEBサイトを公開するのにサーバーやドメインの知識を学ぶ
- 人気CMSのワードプレスの知識を学ぶ
- ワードプレスをカスタマイズするのにPHPの初歩を学ぶ
これです。
サービスを作ろうとすると、次から次に覚える「言語や機能」が出てきます。
さらに、サービスの規模が大きくなったり、WEBアプリケーションを作る場合は、JavaScript、PHPかRuby、サーバー言語、必要であればフレームワークの習得が必要になります。
気が遠くなりますよね(笑)
実際のところ、必ずしも全てを覚える必要はないです。自分の好きな言語に軸足を置きながら、付随する言語はサラリとやっておけばOKです。
ただ、独学だとドコに力を入れて学習するべきか判断がつかず、言語の連鎖に翻弄されて無理ゲーと勘違いして思考が停止してしまいます。
分からないところを聞ける相手がいない
先ほども書きましたが、まわりにプログラマーの友人や知人がいないと、独学は挫折しやすいです。何かつまずいた時に、解決の糸口を聞ける相手がいると本当に救われます。
プログラミングはエラーとの戦いでもあるので、完全一人で独学する場合はそれなりの覚悟が必要です。
プログラミングの独学を成功させるには
効率の良い勉強方を知ること
これに尽きます。
プログラミング学習は受験勉強ではないので、同じ事を何度も繰り返して暗記する。そんな学習方法は非効率で挫折に繋がります。
やってはいけない独学の学習方法
次のどれかに当てはまる「学習や思考」は非効率で挫折に繋がります。もしやっていたら直ちに考え方を変えましょう。
- 教材を何度も何度も繰り返しやる
- コードをひたすら暗記しようとする
- インプットばかりに時間を使って何も作らない
これは、独学あるあるです。これをやっちゃってる人がめちゃくちゃ多いです。
プログラミング言語はそもそも何かを作るためのモノです。何かを作るために学んでいるはずが、、、いつしか教材をの勉強に没頭しすぎて「作る」という本質を見失いガチです。
教材の勉強で大切なのは、その言語の仕組みや特徴を学ぶ事
プログラミング言語の仕組みや特徴を理解していれば、コードの書き方を忘れても、その時ちょいちょいっと調べれば良いんです。ググれば良いんです。
大切なのは言語の仕組みや特徴を学ぶ事です。
作りたいモノありきで、必要な箇所だけ復習していけば、無駄なく効率的にプログラミング言語を習得する事ができます。
くれぐれも、教材の1ページ目から最終ページまで完璧にマスターするまで次に進まない!そんな無理ゲー思考は辞めましょう。
プログラミングを最短ルートで習得する方法はある
最短ルートでプログラミングを習得するには、プログラミングスクールとの併用がベスト。
月並みですが、やっぱりこの方法は強い。
ちなみには私は、プログラミング未経験の独学4年目で中堅の制作会社に転職しました。
正直、2〜3年は学習で時間を無駄にしたと思ってます。
スクールを利用すれば、挫折するポイントを排除できる
独学は右も左も分からない最初の数ヶ月が非常に辛いので、その時期だけスクールと併用するのが最もコスパが良い方法です。
プログラミングに対する知見が確実に広がっているので、ご自身で正しい選択ができるようになります。
私は独学を選びましたが、お金があれば確実にスクールを選択していたと思います。
かなり時短する事ができますからね、、
フリーランスでも就職でも、プログラマーに転身できればスクール費用くらいはすぐに回収できます。
とはいえ合う合わないがあるので、選択肢のひとつとしてプログラミングスクールを確認しておくと、どちらを選んでも後悔せずに学習に集中できます。
スクールは大体次の5つくらいに目を通しておけば十分です。
- TECH CAMP
:未経験30歳以上も転職サポートあり実績も豊富
- GEEK JOB
:受講料無料かつ転職支援
- 侍エンジニア塾
:オンラインマンツーマンかつ転職支援あり
- TechAcademy
:転職保証コースあり
- CodeCamp
:オンラインマンツーマンかつ転職支援あり
「プログラミングスクールか独学か?」転職に前提に深堀した記事も書いているので、気になる方はぜひ目を通してみてください。

まとめ
今回は、プログラミング独学は無理ゲーなのか?について本気で解説してきました。
結論:
プログラミングの独学は難しいのは間違いないですが「無理」ではありません。
正しい学習方法、挫折しない環境はあります。
自分にあった学習方法の選択さえ間違えなければ、アナタもプログラミングは習得できます。
とにかく考えるよりも行動です。独学をやってみてダメだったらスクールにしよう、くらいの軽い気持ちで始めると意外とうまくいったりするものですよ。
今から始めれば半年後には、プログラマーとして新しい人生を歩む事も可能です。
プログラマは新しいモノを作るという喜びがあり、給与も良いです。
習得は大変ですが、それだけ価値があります。
独学にしろスクールにしろ、この記事が少しでも良い判断をする手助けになっていれば幸いです。