プログラミングで挫折→トラウマから立ち直った方法【体験談】

プログラミングで挫折→トラウマから立ち直った方法【体験談】プログラミング

この記事では、プログラミングに挫折し、長期のトラウマから立ち直った私の体験と、挫折しない方法(立ち直る方法)について解説します。

  • プログラミングはもう無理
  • 挫折しそう
  • 挫折した
  • コードなんて見たくないウンザリだ

こんな状態になると、プログラミングのことが嫌になりますよね。私は挫折してから「案件・恐怖症」に陥り3年近く苦しみました。

挫折しない方法や環境づくり、挫折から立ち直る方法はあります。プログラミングを投げ出す前に、ささっとでも良いので、目を通して頂ければ幸いです。

 

私がプログラミングで挫折した理由

私がプログラミングで挫折した理由

理由はいたってシンプルで「ひとりで戦おうとした」
これです。

当時、浅いバックエンドの知識しかないにも関わらず、ポータルサイト制作の案件をひとりで受けてしまい、挫折とトラウマを経験しました。

もし叶うなら、過去の自分に「もっと良いやり方あるよ」と伝えたいです。

挫折してトラウマに陥った原因

挫折の原因になったのは「2週間かけてもエラーが解決できなかったこと」。よくある話ですが、体験すると結構きついんですよねこれ、、、

食事中も、移動中も、お風呂も寝る時もずーーーっと頭から離れず、ググっても、書籍を読みあさっても答えが見つからない。

<挫折の原因になったコード>

CAKEPHPのコード

赤線のところ、たったこの1行が挫折の原因でした、、、

CakePHPというPHPのフレームワークのMVCでいう「M → Model」に書くコードで、このたった1行を、2週間かけても書けなかったんです。

本当にその時は、景色が色付いて見えないほどに辛かった事を覚えています。

妻に冷たい態度をとってしまったり、息子と遊んであげなかったり、たった1行のコードに翻弄され、悪循環におちいっていました、、、。

結局、クライアント経由でバックエンドに強い方を紹介してもらい、約1ヶ月遅れで納品となりました。クライアントがめちゃくちゃ優しい人だったので、何とかゴールできましたが、プログラミングが嫌いになりましたね、、、

解決できないエラーは挫折を生む

1週間も2週間もかけて、解決できないコードやエラーと戦い続けると心身ともに疲弊します。

ひとりでやり切るのが正義!という意味不明なプライドと決意が落とし穴だったと、今は理解できますが、当時は分かってませんでした。

結局、この件があり約半年ほどバックエンドの学習から離れました。(挫折、、)

正確には離れたというより、プログラミングを嫌いになりました。

長期間の挫折はトラウマになる

この経験をへて、案件恐怖症におちいる事に。「案件・恐怖症」とは、私が勝手にそう呼んでるだけなんですが、ようは

制作の案件が決まりそうになると「決まらないでくれ」と反射的に、心が拒むようになり、恐怖を感じるようになりました。

まさかこんな思考になるとは思ってもみなかったですが、あの挫折がトラウマになり、脳裏に焼きついた感じです。

制作が決まりそうになると、また解決できないエラーに苦しむんじゃないかと、脳が反射的に問いかけてきて、「失敗ばかりイメージしてしまい」ネガティブな思考に支配される、、、

転職してからも1年近く苦しむ事になりました。

プログラミングで挫折→トラウマから立ち直ったきっかけ

プログラミングで挫折→トラウマから立ち直ったきっかけ

挫折から立ち直ったきっかけは、自社iOSアプリ用の宣伝画像(Appストアで3〜4枚あるアプリの説明画像のことです)を刷新し、コンバージョンが上がったこと。

そうです、立ち直ったきっかけはプログラミングではなくDTPのデザイン制作でした。

小さいですが、自分の中に成功体験が蘇ってきたのが大きかった。

不思議ですよね。ひとつ上手くいくとモチベーションが少し上向くうんですよ。自己肯定感が増し、良いインスピレーションも湧くようになってきます。

そこから徐々に「案件恐怖症」が顔をだす頻度が減り、プログラミング学習への興味や意欲が少しづつ戻っていきました。今では制作を楽しめるにようになっています。

プログラミングで挫折しないために大切なこと

プログラミングで挫折しないために大切なこと

プログラミング学習中の方に同じ経験をして欲しくないので、挫折しないために大切なことを「6つ」お伝えします。特に初学者や初心者の方に覚えていて欲しい内容です。

エラーをどうしても解決できなければすっ飛ばす

数時間がんばっても無理なら、その日は別のところを進めるから、諦めて寝ましょう!笑

何時間も何日も同じエラーに向かっていると、イライラして冷静さを欠きます。焦っているので、調べている情報を正確に読み取ることができず、無駄な時間を費やすことも少なくないです。

プログラミングにエラーはつきもの。気分を変えてチャレンジするとスっと解決策が見つかることも多いですよ。

教材を変えてみる

独学でこれは結構あるあるです。

「プログラミングを頑張るぞ!」と最初はモチベーションが高いので、ついつい「辞書みたいに分厚い技術書」や「レベルに合ってない」書籍に手を出してしまいがち。

書籍や学習サイトが楽しくないと思ったら、一度他に目を向けてみましょう。学習中の言語をYOUTUBEで検索してみるのもすごく良いですよ。文字で読むのと、話を聞くのとでは同じコードでも難易度が全然変わってきますので、めちゃくちゃおすすめです。

難易度の高すぎる挑戦はしないこと

作りたいモノの技術的な内容を7割くらいイメージできなければ、難易度が合ってないので別の制作をした方が良いです。

仮に、技術的な内容を50%くらいしかイメージできないと、コードが書けない箇所が多くなりエラーが出ても対処のしようがなくなります。制作失敗→挫折につながるリスクが高いので、極力避けることをオススメします。

ひとりで抱え込み過ぎないこと

ググっても書籍を見てもどうしても分からない時は、誰かを頼るようにする。これ本当に大切です。プログラミングで挫折しないために最も大切かもしれません。

私はそんなに友達多くないので、エラーが出ても相談できる相手が居なくて辛かったです。エラーのことを聞いたり、プログラミングの雑談をしたり、そういう仲間がいると心強いですし励みになります。

メンターといって、今はプログラミングで分からない事をエンジニアに質問できるサービスがいくつもあります。代表的なサービスを2つ紹介しておきます。

聞く事は悪い事ではありません。ひとりで立ち往生して挫折するくらいなら、アドバイスを受けて、次に進む方が献身的です。

質問には数千円かかりますが、プログラミングを習得できればすぐ稼げる金額です。どうしようもない時はためらわずに、質問するのが近道です。

挫折しない環境を整える

挫折しない環境でプログラミング学習ができる、プログラミングスクールの話も避けては通れないところです。

プログラミングは体系的に学ぶことが大切です。

ウェブサービスを作るにしても「ウェブ系言語の知識、サーバーの知識、ドメインの知識、フレームワークの知識」このくらいは必要になってきます。
さらには、テスト環境についてやデバッグのやり方、Gitの使い方など、周辺知識もあった方が良いでしょう。

この辺を体系的に教えてくれるのがプログラミングスクールです。当然ながらメンターもいるので、挫折しにくい環境がほぼ全て揃っている分けですね。

独学で挫折してしまったとか、挫折せずにプログラマーになりたい、そう思っているなら、スクールも良い選択になるでしょう。

どれも無料期間や、無料カウンセリングがあるので、気になるなら一度話を聞いてみる事をオススメします。

  • TECH CAMP:オンラインあり、無料カウンセリング
  • GEEK JOB:オンライン(受講料無料あり)
  • 侍エンジニア塾:オンラインマンツーマン(受講料無料もあり)
  • TechAcademy:オンライン(無料体験あり)
  • CodeCamp:オンラインマンツーマン(無料体験あり)

 

辛い時は一度離れる

これは、スポーツでも楽器っでも同じです。思うように成長が感じられなかったり、超えられないハードルがあると、辛さが先行して楽しめなくなります。

1週間でも1ヶ月でも良いです。一度プログラミングから離れてみるのもありです。プログラミングへの興味を失ってなければ、また自然と「プログラミングがやりたい」という気持ちが芽生えてきますよ。

挫折から立ち直る方法

挫折から立ち直る方法

挫折しまっている方のために、私が心がけて実践している挫折から立ち直る方法をいくつか紹介します。

自分を許す

挫折してしまうと「自分はダメだ」「センスがない」「頭悪い」など、自分で自分を責めてしまいます。特に完璧主義の人は、挫折した自分を許せず苦しい思いをします。

でも、実際はプログラミングを習得したハイスキルな人達も、何度も何度も挫折を経験し、上手にそれを乗り越えながら進んでいってるんですよね。

プログラミングで挫折は当たり前。みんな経験することです。なので、挫折した自分を受け入れて、気持ちを整理する時間をゆっくり取りましょう。

プログラミング以外のチャレンジをする

私はデザインが好きだったのでDTPに打ち込みましたが、趣味でも何でもプログラミングじゃない事にチャレンジしてみるのはおすすめです。

気持ちがリフレッシュするのと、あとはチャレンジして小さくても成功体験が生まれると、自信が蘇ってきますね。「美味しい料理が作れた」「絵が上手く書けた」とか、こんな小さな事でも不思議と少しずつモチベーションが回復してきます。

人間の体って良くできてますよね。

誰かに挫折したことを本音で話してみる

これは思っている以上に効果がありますよ。

特に普段だれかに相談しない人にはおすすめしたいです。いつも自分の内側で感情を処理しようとせず、弱い自分を誰かに見せてみると信じられない程、胸がスーーーっと楽になったりします。

相手から的確なアドバイスがくるこないは関係なくて、とにかく内側にたまった負の感情を外に出してあげられれば、それだけでOKです。

まとめ

本日は、プログラミングの挫折について、私の体験談や「挫折しないために大切なこと」「挫折から立ち直る方法」を解説しました。

プログラミングは多くの人が同じように挫折を経験するものです。挫折とどう上手く付き合っていくか、そして挫折しないための環境を整えていく事がとても大切です。

どうしても辛い時は、一度離れてまた自然とやりたくなるのを待ってみるのも良いでしょう。

プログラミングが人生の全てではありませんから。家族・友人・ゲームでも何でも良いです、自分にとって楽しいことや幸せな事も大切にしながら、ご自身のペースでやっていくのが長続きする秘訣です。

それでは。

タイトルとURLをコピーしました